ホワイトニング後に色が戻るのを防ぐ!白い歯をキープする3つの秘策とは?

03-3462-0766

ホワイトニング後に色が戻るのを防ぐ!白い歯をキープする3つの秘策とは?

2020年01月23日(木)

ホワイトニング後に色が戻るのを防ぐ!白い歯をキープする3つの秘策とは?

「せっかくホワイトニングしたのにすぐに元の色に戻ってしまった…」なんて悩んでいませんか?なぜ歯を白くしたのにも関わらず、元に戻ってしまったのでしょうか?その原因を解説します。ホワイトニングをしたあとに白くて美しい歯を長くキープするためのコツも伝授しますので、ぜひ実践してみてください。

そもそもホワイトニングをしても色は戻る!その理由とは?

まず前提として念頭においていただきたいのは、たとえホワイトニングをしたとしても時間が経過したら元の色に後戻りしてしまうということです。その原因として以下の4つが挙げられます。

そもそも何で色が戻るの?

ホワイトニングで歯が白くなるのは、過酸化水素などの漂白成分を歯に浸透させて着色成分を分解する、あるいは歯の表面を覆っているエナメル質を曇らせることで、その内部にある黄色がかった象牙質が透けて見えないようにするといった働きがあるからです。

ホワイトニングを行ったとしても歯質が大きく変わるわけではないので、これまでと同様に着色汚れが付着したり、エナメル質が透けて象牙質が透けて見えるようになったりすることで、歯の色が元に戻ってしまうのです。

着色しやすい食生活が原因

ホワイトニング後に歯の色が戻るのには食生活が大きく関係しています。カレーやワイン、コーヒーなど着色成分を多く含む飲食物を摂取すると、早く後戻りしてしまいます。他にもタバコなどの嗜好品も歯の色を戻す原因です。

白い歯に目が慣れているのも原因

本当はそれほど着色していなくても、歯の色が元に戻ったと感じるケースもあります。ホワイトニング直後はエナメル質の水分が失われることでかなり歯が白っぽく見えるようになる場合もあります。その後、エナメル質に水分が戻ることで、少し白さが失われます。確かにいずれ歯の色は元のように戻るものですが、さすがにホワイトニングをして数日間で元どおりに戻ってしまうことはありません。

白い歯に見慣れてしまったため、少し色が着いただけでも「元に戻ってしまった」と錯覚してしまう方もいらっしゃいます。

再石灰化の作用が原因

ホワイトニング材がエナメル質の表面を曇りガラス状にすることで、内部の黄色い色素をもつ象牙質が見えないようになるということをご説明しました。歯はミネラル分が失われて、再度表面がミネラルで覆われるという再石灰化を繰り返しています。この働きによって曇っていたエナメル質が再度透き通るようになり、歯が黄色くなったように見えるのです。

ホワイトニングの種類によって歯の色が戻るまでの期間が違う

どんなホワイトニングをしたかによって、歯の色が戻るまでの期間が異なります。どの施術で、どれくらい効果が持続するのか、それぞれご説明します。ただし、歯の色が戻るまでには個人差がありますので、効果の持続期間はあくまで目安として捉えてください。

① オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングで、過酸化水素などの漂白成分を歯に浸透させて着色成分や汚れを分解することで歯を白くする方法です。効果がすぐに実感できますが、歯科医院に通う手間がかかります。効果の持続期間は6~10ヶ月程度です。

② ホームホワイトニング

ホワイトニング効果がある薬剤を含むマウスピースを装着して歯を白くする方法です。徐々に漂白成分が浸透するので効果が実感できるまでに時間がかかりますが、持続期間は12ヶ月と長めです。また、自宅でできるので自分のペースでホワイトニングを進めることができます。

③ スーパーポリリンホワイトニング

「分割ポリリン酸®」という成分を用いたホワイトニングです。歯の主成分であるアパタイトと結合し、沈着した着色成分や汚れを強力に落とし、さらに歯の表面をコーティングして着色しにくい状態を維持します。効果の持続期間は6ヶ月ほど。歯や歯茎への刺激はほとんどないため安全性が高く、口腔内を清潔に保つ働きも期待できるという利点があります。また、黄ばみが残りにくく、分割ポリリン酸®が歯を汚れから守るのですぐに後戻りがしにくいというのもメリットです。

④ セルフホワイトニング

セルフホワイトニングは美容サロンなどで、自分でホワイトニングジェルを塗布した後に漂白成分を定着させる光を照射して歯を白くする方法です。マウスピースを装着する必要がなく施術後でも日常生活を支障なく送れるというメリットがあります。

色戻りを遅らせる!白い歯がキープできる3つの秘策を大公開

ホワイトニングの効果を持続させるためには、日頃の行いが重要です。以下の3つのことを心がけることで、白い歯を長くキープすることにつながりますので、ぜひ実践してみてください。

<1>食生活の改善

前述のとおり、歯に汚れや着色成分が付着する大きな要因は食べ物です。カレーやワイン、コーヒーなどの着色性が高い飲食物はなるべく控えるようにしましょう。他にも歯の変色の原因となる食べ物や飲み物は数多くあります。目安として、食べた後に舌にその食べ物の色が残るようなものは色が濃く、歯の汚れや着色を招きやすいです。また、喫煙者の方はタバコも控えるようにしましょう。

<2>歯磨き粉で定期的にケア

着色汚れを除去する効果が高い歯磨き粉で定期的にクリーニングしましょう。ただし、あまりやりすぎたり、力を入れて歯を磨きすぎたりすると歯が傷ついてしまう恐れもありますので注意してください。

また、歯医者さんで定期的にクリーニングしてもらうのもおすすめです。歯垢や歯石を除去することで、着色だけでなく口腔内の健康維持にもつながります。

[豆知識!歯磨き粉の選び方]

ここで、白い歯を維持するためにおすすめの歯磨き粉をご紹介します。「ハイドロキシアパタイト」が配合されている歯磨き粉は汚れが落ちやすいのに加えて、歯の再石灰化を促進させる働きもあります。歯の表面についた細かい傷が修復されるという効果が期待できるため、汚れや着色成分の沈着を防ぐことにつながります。

「ポリエチレングリコール」が含まれているものもおすすめです。とりわけ黄ばみを落とす作用が強いので、タバコのヤニやコーヒーによる着色に効果が期待できます。

また、歯磨き粉は研磨剤があまり含まれていないものを選びましょう。確かに研磨剤が含まれていると歯の表面をしっかり磨くことができますが、同時に細かい傷ができて、そこに汚れや着色成分が入り込みやすくなります。

<3>定期的なホワイトニングで解決

冒頭でもご説明したとおり、ホワイトニングを行ってもいずれ歯の色は元に戻ります。白い歯を維持するための根本的な対策はホワイトニングを定期的に受けることです。ホワイトニングを受けた後に再度施術を受けることをタッチアップと言います。半年に一度くらいのペースでタッチアップを続けることで、白い歯を長く維持することが可能です。

定期的なメンテナンスを

「歯を変色させにくい飲食物を摂取する」「歯磨きでセルフケアを行う」ということを意識すれば、色戻りを遅らせることにつながります。加えてタッチアップを受けるなど定期的なメンテナンスを行えば、いつまでも白い歯をキープできます。

遠藤歯科の無理のない治療

遠藤歯科では「患者さまの不利益にならない、無理のない治療」を最優先しています。「何が必要なのか?」「何が必要でないのか?」をしっかりと吟味した上で、本当に必要な治療のみを行います。もちろんホワイトニングに関しても同様です。

白い歯を長くキープできて、かつ患者さまのご負担にならないような施術をご提案します。審美治療を通じて、患者さまに心から笑顔になっていただく。これが私たちの使命です。

お問い合わせはこちらへ

まずはお気軽にご相談ください!

  |