歯を失った方必見!インプラント、ブリッジ、入れ歯の特徴や違いを徹底比較

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歯を失った方必見!インプラント、ブリッジ、入れ歯の特徴や違いを徹底比較

2020年02月19日(水)

歯を失った方必見!インプラント、ブリッジ、入れ歯の特徴や違いを徹底比較

虫歯や転んで歯を失ってしまった……そんなときには「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」のいずれかで対処することになります。

それぞれどんな特徴があって、他の治療法とどんな違いがあるのか?比較してみましょう。インプラントとブリッジを併用することで治療費を節約する方法についてもご紹介します。

歯が抜けてしまったときの対処法3選

インプラント、ブリッジ、入れ歯という3つの対処方法の特徴や他の治療法との違いについて解説します。

対処法①|インプラントで解決!

まずはインプラントの特徴について見ていきましょう。

「インプラント」とは?

インプラントは歯を失った部分に人工の歯根を顎の骨に組み込み、その上に人工の歯を被せる外科手術です。歯根は錆やアレルギーが発生しにくいチタン、人工歯は他の歯と馴染むセラミックが素材として用いられることが多いです。

他の治療法との違いとは?

歯が1本抜けたケースから複数の歯を失ったケースまで、幅広く対応できます。

歯根と骨が一体になるので、天然歯と同様にしっかりと物を噛むことができます。しかも、力を入れて噛めるので、顎の骨が痩せる心配もありません。前述のとおり、歯の部分はセラミックを使っているので、治療した跡も目立ちにくいです。

ただし、治療期間が長い、手術をしなければいけない、治療費が高額になりがちというデメリットもあります。

対処法②|ブリッジで解決!

続いてブリッジについてご説明します。

「ブリッジ」とは?

「ブリッジ」とは英語で「橋」という意味。その名の通り、橋のように両側の歯を支えにして人工歯を取り付けます。

他の治療法との違いとは?

歯を1~2本失い、両隣の歯が正常な場合に用いられることが多い治療法です。

施術した後でも噛んだときに違和感がないことと、見た目が美しいことがメリットとして挙げられます。

一方で、両隣の歯を削らなければならなくて、かつ噛んだときに負担がかかるのがデメリットです。また、ブリッジと歯肉の間に汚れや雑菌が入りやすい、力を入れて噛めないので顎の骨が痩せやすいという弱点もあります。

対処法③|入れ歯で解決!

最後に入れ歯について解説します。

「入れ歯」とは?

人工の歯と歯茎を入れて失った歯を補う方法です。人工の歯茎はプラスチック製で、金具が付属していて両隣の歯に固定するような仕組みになっています。「歯がなくなったら入れ歯」というイメージがある方も多いでしょう。失った歯を補う治療方法では一番メジャーかもしれません。

他の治療法との違いとは?

歯が数本抜けたケースから、全て失ってしまったケースまで幅広く対応できます。

比較的治療が短期間で終わり、保険も適用できるので少ない自己負担で行うことが可能です。また、抜けた歯が多くても対処できるのもメリット。総入れ歯にすることも可能です。

ただし、他の治療法と比較して手入れが必要、硬いものが噛みにくい、汚れや雑菌が付着しやすい、金具に違和感を覚える・見た目が気になる、発音しにくい、金具で留めている歯に負担がかかるというデメリットもあります。

インプラントをオススメする3つの理由

前章では各治療法の特徴やメリット・デメリットをお伝えしてきました。ここからはもう少し掘り下げて、それぞれの治療法の良い点をまとめてみました。まずはインプラントがおすすめな理由をご説明します。

歯を削らず治療ができる!

インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込む治療法なので、他の歯を削る必要がありません。歯は一度削ってしまえば元に戻らないもの。手術は必要になりますが、健康な他の歯を削ることなく治療ができるのは魅力的です。

歯の寿命を長く保てる!

ブリッジや入れ歯は他の歯を支えにするので、どうしても隣の歯に負担がかかってしまいます。噛んだときに力をかけると、隣の歯が傾いてしまうことにもなりかねません。また、装着する際に歯を痛める可能性もあります。インプラントなら人工歯が自立しているので、他の歯に負担をかけたり痛めたりする心配はありません。健康な歯の寿命を伸ばすことができます。

メンテナンスや再治療がカンタン!

インプラントを複数施術した場合、それぞれが独立しているので再治療やメンテナンスも容易に行なえます。欠けや不具合があった場合、その歯を取り替えるだけで済みます。ブリッジや入れ歯よりもメンテナンスや再治療の費用が安いケースもあるくらいです。

ブリッジをオススメする3つの理由

続いてブリッジがおすすめである理由を3つご紹介します。

保険対応でコスパ抜群!

ブリッジは保険が適用できる治療もあるので、治療にかかる費用を安く抑えることができます。自由診療であるインプラントと比較すると大幅に治療費を節約することも可能です。

治療期間が短い!

インプラントは歯根と骨が接合するまでに3~6ヶ月ほどの期間が必要です。何度も歯科医院に通う手間もかかります。ブリッジであれば1~2週間ほどで治療が完了します。

歯を削らず治療もできる!

通常のブリッジは人工歯を支えるために両隣の歯を削る必要がありますが、接着性ブリッジを選べば健康な歯を削ることなく治療することも可能です。ただし、両隣の歯に接着しているだけなので強度が低く、力がかからない前歯などに限定されます。

入れ歯をオススメする3つの理由

最後に入れ歯をおすすめする理由を3つ見ていきましょう。

健康な歯の負担が少ない!

入れ歯もブリッジと同様、両隣の歯を支えにしますが、近年では固定するために金具がプラスチックやシリコンに置き換わっているものも多くなってきました。そういった入れ歯を選べば、周囲の健康な歯にかかる負担を抑えつつ、失った歯を補うことができます。

抜けた歯が多くても総入れ歯も可能!

インプラントでも複数本施術することが可能なのですが、自由治療のため治療費が高額になってしまいます。入れ歯であれば複数の歯を失っても比較的安価に補うことが可能です。すべての歯を失った場合でも、総入れ歯にすることで治療費を抑えることができます。

少ない自己負担で治療ができる!

入れ歯もブリッジと同様に保険が適用できますので、少ない自己負担で治療することが可能です。素材や設計は限られますが、とにかく出費を抑えて失った歯を補いたい、とりあえず対処したいという方にはおすすめです。

治療費を安くできる!?インプラントとブリッジの併用とは?

前述のとおり、インプラントは何本も施術することができますが、自由治療のため非常に高額になってしまいます。そこで、インプラントとブリッジを併用することで治療費を抑えることも可能です。どんな治療法なのか?注意点はないのか?見ていきましょう。

そもそもどんな治療法なの?

たとえば歯が3本ない状態を仮定してみましょう。そもそも、3本以上歯が抜けてしまった場合、通常は入れ歯にするか、すべてインプラントにするかしか手段がありません。でも、両サイドにインプラントを入れることで、真ん中の歯をブリッジにして補うことが可能なのです。

インプラントがブリッジの支えになるので、他の健康な歯を削る必要はありません。日々の手入れが必要、硬いものが噛みにくい、見た目が気になるといった入れ歯のデメリットを解消することもできます。

最低限の費用で歯の入れ替えができる!その理由とは?

抜けた歯を全てインプラントで補うためには高額な治療費がかかります。たとえば歯を3本失い、インプラント1本あたり20万円かかるとすると、総額で60万円必要です。

しかし、両サイドをインプラントにして、真ん中を保険が適用されるブリッジにして1万円程度に抑えれば、治療費の総額は41万円。19万円節約することが可能です。

自由診療のブリッジを選択したとしても、インプラントよりは費用がかからないので、すべてインプラントにしたケースと比較しても治療費の総額を抑えることができるのです。

注意点

治療費を抑えられるインプラントとブリッジの併用ですが、デメリットもあります。

まずは噛み合わせに問題があると力が無理にかかったりしてインプラントごと抜けてしまう可能性があることです。インプラントは骨と接合するので強度がかなり高いのですが、それでも抜けてしまう危険性は0ではありません。

また、インプラントの支えだけではなく、他の健康な歯も傷ついたり折れたりする危険性があります。

「費用が抑えられるから」と安易に選択するのではなく、メリットとデメリットを考え、歯科医師にしっかりと口腔内の状態を診てもらった上で、ご自身に合った方法を選びましょう。

遠藤歯科の無理のない治療

遠藤歯科では審美治療であれ歯科治療であれ、本当に患者さまに必要な治療のみをご提案します。特にブリッジや入れ歯といった治療は他の歯を削る必要があり、健康な歯にダメージを与える可能性もあります。

なるべく本来の歯を残す、患者さまの不利益になるような治療は行わないというのが私たちのモットーです。歯が抜けてしまったけど、他の歯への負担は極力抑えたい。そんな方は、ぜひ遠藤歯科にご相談ください。

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